もし自信をもって「NO」と答えられないなら、かなり危険です。
なぜなら、しつけができていないと虐待や飼育放棄などの深刻な問題に繋がるためです。実際、「言うことを聞かない」などの飼い主の身勝手な理由で、72,433頭のワンちゃんが飼育放棄され(2020年実績)、中には、叩く、怒鳴りつけるなどの過激な「愛犬虐待」を受け続け保護されたワンちゃんもいます。
しつけられていない愛犬との生活は、無駄吠え、噛み癖、トイレの粗相の掃除など、毎日頭を抱えて悩まされる…など、いいことは一つもありません。
ですが、正しいしつけができていればそんなストレスとおさらば!
"おりこうさん"な愛犬と毎日楽しく過ごせるようになります。
\柴犬のしつけに悩む日々とおさらば!/
- 「柴犬のトイレトレーニングっていつから始めればいいの?」
- 「柴犬のトイレトレーニングって難しそうだけど、どうやればいいの?」
- 「柴犬の性格に合わせた無理のないしつけがしたい!」
いざ柴犬を迎え入れてしつけをしようとしても、いつから始めればいいのか分からないですよね。
実は、トイレトレーニングをするには適切な時期があり、それを逃すとなかなかトイレを覚えてくれない犬になってしまいます。
なぜなら、柴犬はとても賢い性格ではありますが頑固な一面も持っており、年を重ねるごとに頑固さが増してしまうため、しつけが難しくなってしまうからです。
この記事ではペット飼育管理士の資格を持つ私が、柴犬の特性を理解しつつ正しいトイレトレーニングとその期間について、詳しく解説します。
- 柴犬のトイレトレーニングをする最適な時期がわかる
- 柴犬の正しいトイレトレーニングの方法がわかる
- しつけをするうえで大切な柴犬の特性がわかる
この記事を読むと柴犬の特性を理解でき、最適な時期にトイレトレーニングができるようになるため、あなたは柴犬との生活がより快適になります。また、愛犬をみんなに自慢できるような賢い柴犬に育てられます。
- トイレトレーニングは子犬の時期から始めるべき
- 成犬は家に迎え入れたその日からトイレトレーニングを開始する
- 成功の秘訣は「トイレコマンド」を覚えさせること
- 柴犬は賢いが頑固なのでトイレを我慢させすぎない
- お気に入りのおやつを使ってお互い楽しくトレーニングする
トイレトレーニングにも最適な柴犬向けおすすめのしつけグッズはこちら。
当サイトが独自に自腹で、柴犬の飼い主総勢100名に向けて、しつけグッズを使用したことによって、愛犬に見られたしつけの変化を探る13項目に及ぶアンケートを実施。
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もくじ
柴犬 トイレトレーニングを始めるのに最適な2つの時期
トイレトレーニングをいつから始めるか、タイミングは以下の2つです。
- 子犬の時期
- 家に迎えたその日
詳しく見ていきましょう。
①柴犬が子犬の時期
トイレトレーニングを始めるのに最適なタイミングの1つ目は、柴犬が子犬の時期です。
では子犬の時期とは一体いつでしょうか。
柴犬は中型犬に分類され、成犬になるのは生後12か月頃とされています。よって1歳になる前からトイレトレーニングを始めるのが最適です。
子犬の時期は排泄の回数も多いため、トイレトレーニングができるチャンスも成犬に比べて多くなります。よって子犬の時期からのトイレトレーニングは最適と言えます。
②柴犬を家に迎えてすぐ
トイレトレーニングを始めるのに最適なタイミングの2つ目は、家に迎えてからすぐです。子犬と成犬ではタイミングに以下の違いがあります。
- 子犬→家に迎え入れて2~3日後から始める
- 成犬→家に迎え入れたその日から始める
子犬の場合は、家に迎えた直後はしつけがストレスになり体調を崩す可能性があるため、迎え入れて数日後から始めましょう。
成犬の場合は、子犬と違って覚えが遅く、トイレのタイミングが1日1~2回程度しかありません。
少ないチャンスを逃さずにトレーニングする必要があるため、家に迎え入れたその日からトレーニングを始めましょう。
柴犬のトイレ習慣をしつけ直す方法が分かる記事はこちら。
この記事を読むと、
- 外でしかトイレをしない柴犬を室内でもできるようにする方法
- 無理のないトイレトレーニングのやり方
- トイレトレーニングに必要なグッズの揃え方
が分かり、家の中でもトイレをさせることができるようになるため、万が一あなたが散歩に行けなくなっても愛犬にトイレを我慢させなくて済みます。
柴犬 基本的な性格
柴犬のトイレトレーニングをする前に、柴犬の基本的な性格と特性を知り、効率よくトレーニングをしましょう。
柴犬の特性は以下の3つです。
- 綺麗好きで頑固
- 上下関係がしっかりしている
- 賢いため、いつでもしつけができる
それぞれ詳しく解説していきます。
①綺麗好きで頑固な性格
柴犬の特性1つ目は、綺麗好きで頑固な性格ということです。その性格が分かる行動には以下のようがものがあります。
- 自分の寝床ではトイレをしない
- 寝床以外の場所ならソファーでも床でも容赦なくトイレする
- トイレは外と決めたら雪でも台風でも行く
- トイレと決めた場所に行けないと我慢する
また、柴犬は頑固ゆえにこだわりの強い犬種でもあります。
▼柴犬のこだわりの強さが分かる動画
②上下関係がしっかりしている
柴犬の特性2つ目は、上下関係がしっかりしていることです。そのため、トイレトレーニングが上手くいかない可能性が高くなります。
なぜなら、柴犬はオオカミの遺伝子が濃く受け継がれている犬種であり、犬の社会に関する決まりも特に強く受け継がれているからです。
そんな柴犬にとって、私たち人間も群れの一員であるため、私たちを自分より下の身分だと思った場合、しつけが上手くいかなくなってしまうのです。
例えば、狩りで捕った獲物を一番最初に食べられるのは群れのリーダーで、一番下の身分の犬は残り物しか食べられないといった、厳しい上下関係があります。
▼柴犬と人の上下関係が分かる動画
③賢いためいつでもしつけができる
柴犬の特性3つ目は、その賢さです。
柴犬は物覚えが良いため、成犬になってもしつけができます。
ただし子犬の時期よりは覚えが遅かったり、頑固な性格ゆえになかなかコマンドを実行してくれなかったりする場合もあります。
しつけは子犬でも成犬でも継続が大切です。愛犬に無理をさせない範囲で根気強く行えば、賢い柴犬はあなたに応えてくれるでしょう。
柴犬 実践!トイレトレーニング
トイレトレーニングは以下の3ステップを基本に行います。
- 「トイレサイン」を知る
- 排泄中に声をかける
- 排泄後に褒めてあげる
ステップ① 「トイレサイン」を知る
実践ステップの1つ目は、飼い主であるあなたが柴犬のトイレサインを知ることです。柴犬が排泄したいときには必ず何かしらのサインを出します。
主なトイレサインは以下の4つです。
- やたらソワソワする
- お尻を気にする
- 床の臭いを嗅ぐ
- 後ろ足がぎこちない動きをする
主な排泄のタイミングは
- 寝起き
- 食後
- 運動後
などです。その時の柴犬をよく見ていて、排泄のサインを見逃さないように注意しましょう。
▼トイレ前のそわそわする様子
トイレトレーニングに限らずしつけはタイミングが重要です。このようなしぐさが見られたらすみやかにトイレに誘導しましょう。
始めの頃は大変ですが、トイレのタイミングを見逃さないように柴犬をよく観察することが必要です。
ステップ② 排泄中に声をかける
実践ステップの2つ目は、排泄中に声をかけることです。
これは「この掛け声はトイレの合図だ」と柴犬に学習させるために行います。この掛け声のことを「トイレコマンド」と言います。
柴犬がトイレサインを出したら、トイレに誘導して
- 「シーシー」
- 「ワンツー」
などの言葉を排泄するまで根気強く繰り返しましょう。
柴犬を混乱させないように、掛け声は統一しましょう。
▼トイレコマンドを覚えさせる様子
ステップ③ 排泄後に褒めてあげる
実践ステップの3つ目は、排泄ができたら褒めることです。
褒めることで柴犬は「これはとてもよい行為なんだ」と認識し、早く覚えてくれるようになります。
おやつを使うのも有効ですが与えすぎると肥満の原因にもなります。徐々に量を減らしていき、最終的にはおやつ無しでも成功できるようにしましょう。
▼しつけの時に使いやすいクッキータイプのおやつ
▼小さくて与えやすいさつまいもおやつ
柴犬 トイレトレーニングの注意点
トイレトレーニングの成功率をあげるために、以下の4つの注意点も意識しましょう。
- トイレはケージから離した所に置く
- トイレを間違っても怒ってはダメ
- トイレは成長に合わせて変える
- トイレは常に清潔に
①トイレはケージから離した所に置く
トレーニングの注意点1つ目は、トイレはケージから離した所に置くことです。
柴犬の特性でもお話したように、柴犬はとても綺麗好きです。
自分のケージ(寝床)の近くにトイレがあると、排泄物の臭いなどが気になってトイレを使わなくなる場合があります。
また、排泄中に周りを人にウロウロされると落ち着かない子もいます。トイレは出来るだけ人目のつかない場所に設置するようにしましょう。
②トイレを間違っても怒ってはダメ
トレーニングの注意点2つ目は、トイレを失敗しても怒らないことです。
トイレ以外の場所に排泄をしたときに飼い主が怒ると、
- 排泄行為を怒られていると勘違いしてしまう
- 次第にトイレを我慢するようになり病気の原因になる
ため絶対にやってはいけません。
トイレを失敗したときには怒らず、すみやかに排泄物を片付けましょう。
③トイレは成長に合わせて変える
トレーニングの注意点3つ目は、成長に合わせてトイレの大きさを変えることです。
子犬の時に体より大きなトイレを設置すると嫌がったり、逆に小さいと排泄物が外に漏れたりしてしまいます。
体の成長に合わせてトレーにちょうど体が収まるぐらいのサイズを選んであげましょう。
▼犬用トイレトレー
④トイレは常に清潔に
トレーニングの注意点4つ目は、トイレは常に清潔にすることです。
柴犬は綺麗好きのため、汚れたトイレで排泄することを嫌がります。ペットシートは排泄のたびに取り換えてあげるようにしましょう。
▼ペットシーツ
まとめ
▼柴犬のトイレトレーニングを始める最適な時期
- 子犬の時期(1歳になる前)
⇒排泄回数が多いため、トレーニングできるチャンスが多い
※迎えたばかりの場合はしつけがストレスになるので、数日経ってからトレーニングを始める - 成犬の場合は家に来たらすぐ始める
⇒子犬と違って覚えが遅く、トイレのタイミングが1日1~2回程度しかないため
▼柴犬のトイレトレーニングの方法
- トイレサインを見逃さない
- トイレコマンド(ワンツーなど)を覚えさせる
- うまく出来たら褒める(おやつを使うのも◎)
- トイレを失敗しても決して怒らない
トイレトレーニングは、最初にクリアしなければならないしつけと言えます。
愛犬の排泄をコントロールできるようになれば、一緒にお出かけした時も周りに迷惑をかけず愛犬に排泄を我慢させることもなくなります。
愛犬とあなたが快適に暮らせるように、ぜひトイレトレーニングにチャレンジしてみましょう。
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