柴犬の性格はなぜ猫っぽいと言われるのか?動画で紹介します!

凛々しく飼い主に忠実なイメージがある柴犬ですが、急に猫っぽいしぐさをして驚いたことありませんか。実は、猫のような性格の柴犬は意外にも多く、その性格をより深く理解することで、柴犬の隠れた魅力を発見できます。

しかし「柴犬の性格は猫っぽい」ということを、よく知らずに接してしまうと、主従関係が曖昧な困った柴犬になってしまう可能性があります。

なぜなら、柴犬は可愛がられることが大好きで依存度が高い洋犬とは異なり、自立心が高くメリハリのある接し方を好むためです。

今回、犬の管理栄養士＆ペットフードアドバイザーの資格を持つ私が、柴犬の猫っぽい性格についてまとめ、解説します。

この記事を読むと、柴犬の意外な性格、知られざる魅力をたくさん発見でき、柴犬との生活がより楽しく幸せなものになります。

ぜひ最後までご覧ください。

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たくさんの「柴犬、猫っぽい。」の声

生粋の日本犬の柴犬は、武士に例えられることもあり硬派な印象の犬です。

しかし、ネット上には「柴犬、猫っぽい」という声が多く寄せられています。

▼室内で飼い慣らされた猫っぽい柴犬ロペさん

猫っぽい仕草が多いロペさん。ぬくぬくと室内で飼いならされた柴犬はもはや猫だと思う。#柴犬を崇めよ #猫のいる暮らし pic.twitter.com/UHiN9bdhGe

— 柴犬ロペさん (@mofushibarope) November 20, 2019

▼猫っぽい表情をする柴犬アンちゃん

柴犬って猫っぽいよね

知らんけど pic.twitter.com/KWKVAhTKfM

— 🍑腰痛持ちの柴犬アンちゃん🍑 (@oishiitakuan1) February 7, 2019

▼まるで猫のように寝転ぶ柴犬

ネコみたいな動きしとらんか！？！？ https://t.co/HjrkjgnQGk

— kengo (@kk_8kk_29) March 11, 2021

柴犬って、猫っぽいんだね！

「犬らしい犬」って印象だったけど…。

そうだよね。そもそも、柴犬ってどんな性格なんだろう?

そもそも、柴犬ってどんな性格？

柴犬は日本原産の日本犬の一種であり、天然記念物に指定されています。

日本犬は、縄文時代から人間と生活をともにしてきたと言われており、柴犬も他の日本犬と同様、古代から猟犬として活躍してきました。

そのため、動くものに敏感であったり、縄張り意識が強いといった野生的な性質を強く残し、日本犬の中でも最もオオカミと近しいDNAを持った犬種としても有名です。

柴犬は、頑固なところがあるので飼うことが難しいと言われることもあります。

しかし、適切なしつけをして信頼関係を築くことができれば、誠実で従順な良きパートナーとなります。

飼い主や家族に忠実な一方で、他人には警戒心が強くなつきにくいといった特徴もあります。そのため、番犬にも向いた犬種です。

柴犬って歴史が古いんだね！

DNAがオオカミに近いんだ！知らなかった。

でも、これだけだと全然猫っぽくないよ？

柴犬のどんなところが猫っぽいんだろうね？

柴犬の性格はなぜ猫っぽいと言われるの?

柴犬はなぜ「猫っぽい」と言われるのでしょうか。

その秘密は、どうやら柴犬の「自由気ままな性格」と「ツンデレな一面」にあるようです。

自由気まま

▼自由奔放に土遊びをし続ける柴犬

自由気ままな子。#柴犬 pic.twitter.com/E33tOF1Trn

— 黒柴はるママ (@51316Mika) August 6, 2017

▼飼い主の言うことを聞かず自由に生きる柴犬たち

ワンプロ終わりって言っても終われへんし、
オスワリ言うても座れへんし、
言うこと聞かない柴犬たちなんでなん？笑笑

自由気まま気の向くままに生きてる柴犬たち😂

チャンネル登録よろしくね😆https://t.co/7RIwT08wS1 pic.twitter.com/6efsFZ4PiL

— 柴犬みかんと白柴Q太郎と佐藤さん (@sibamikanqtaro) December 1, 2019

普段は飼い主に忠実で従順な柴犬。

しかし、お散歩から帰るのを嫌がったり、さっきまで遊んでいたおもちゃに突然興味を失うなど、気まぐれな振る舞いを見せることも。

落ち着いていてクールな印象が強いからこそ、時おり見せる自由な行動が「猫っぽく」見えるようです。

黒柴ちゃん、穴掘ってたのに突然ゴロゴロし始めるの謎すぎる笑

気まぐれだなあ…。

ツンデレ

▼お出迎えと思わせ急に去るツンデレ柴犬

お出迎いしてくれると思ったら、急にどこか行く🤣柴犬のツンデレ感が意外と好き😁🙌 pic.twitter.com/kucZmi57gA

— 柴犬のサスケ (@sasu4shiba) September 13, 2019

▼たまにあるツンデレのデレが可愛すぎる柴犬

レッカたんは柴犬特有のTheツンデレなのであまりベタベタするとうざそ〜にします😑

でもたま〜にあるデレが可愛くて仕方ない❤

「今日は抱っこさしてやるよ！！」 pic.twitter.com/lGGRzlBKsx

— 柴犬レッカたん (@rekkatanchibi) August 25, 2020

洋犬と違い、過度なスキンシップを苦手とする柴犬は個体差もありますが、しつこく撫でられるのも苦手です。

基本的にライトな触れ合いを好む柴犬ですが、心を許した飼い主や家族には、甘えん坊な顔を見せることもあります。

そんな甘えん坊な時と、クールな時とのギャップがたまらないとの声が多くみられます。

いつでも飼い主に撫でられたい洋犬とは違う柴犬の「ツンデレ」な一面が、「猫っぽい」と言われる理由の一つになっています。

お出迎え終わるの早すぎるよ笑

ジャンプして喜んでたのに、変わり身が早いね笑

たしかにこれはツンデレだね。

柴犬の猫っぽい行動

柴犬は、時々猫のように振る舞うことがあります。

そんな柴犬の猫的行動を集めてみました。

仕草編とツンデレ編に分けて動画を紹介していきます。

【柴犬の猫っぽい行動】仕草編

まずは柴犬の猫っぽい仕草の動画を紹介します。

猫のようにふるまう柴犬がとってもかわいいですよ。

 顔を洗う

「猫が顔を洗うと雨が降る」というのは有名な言い伝えですよね。

けれど、柴犬も顔を洗うようです。

▼猫のように顔をゴシゴシ洗う柴犬

猫が顔を洗うと雨が降るっていうけど…。

柴犬が顔を洗うと、どうなるんだろうね?

膝の上で甘える

▼猫化する柴犬

めちゃめちゃ気持ちよさそうに撫でられてるよ〜。

膝の上でゴロゴロいう猫みたいだな。

うっとり顔がかわいいね!

【柴犬の猫っぽい行動】ツンデレ編

柴犬の猫的行動の中でも、特に話題に上ることが多いのが柴犬の「ツンデレ」エピソード。

冷たくされるほど、甘えてくる時とのギャップがたまらないですよね。

柴犬のさまざまな「ツンデレ」シーンをお楽しみください。

【シーン①】ツンデレの切り替えが早すぎる

ひとりでお昼寝中だった柴犬ことちゃん。

しかし、お母さんが隣に寝転びに来て、ご機嫌ななめのようです。

▼どうしてほしいのかよく分からないツンデレ柴犬ことちゃん

すごい怖い顔なのに、撫でさせてくれるの不思議だね笑

噛み付いてるけど甘噛みだよな。

本気顔で甘噛み笑。どういう気持ちなんだろう。

【シーン②】ついてくるのに撫で撫でさせてくれない

ついてくるのに、撫でようとすると逃げちゃいます。

▼ついてくるのに撫でさせてくれない柴犬

最後は撫でさせてくれたね!

だいぶ焦らしてたけどね笑。逃げられると余計撫でたくなるなあ。

押して引くテクニックを使いこなしているよ!

【シーン③】急に無視する

▼飼い主に急に塩対応する柴犬

今日も柴犬に無視される…。#柴犬　#ラブラドール　#無視 pic.twitter.com/Jfk3mTT97o

— 柴犬○&チョコラブJethro (@asdemar) December 27, 2020

せっかくボール投げたのに、めちゃめちゃ興味なさそう笑。

むしろめんどくさそうにしているね笑。

ラブラドールと柴犬の温度差がすごい。

【シーン④】たまに見せるデレ

▼撫でてほしくてデレっとする柴犬モコちゃん

撫でてほしい、イッヌ🐕
『ツンデレ』のデレの日☺️#柴犬#柴犬モコ#柴犬を崇めよ #柴犬のいる暮らし pic.twitter.com/6JIvDmtTl3

— moco.0125 (@moco_0125) February 27, 2021

されるがままじゃん!かわいい〜!

たまに見せるデレ、たまらん…。

柴犬ってけっこう猫っぽいところあるんだね。

意外だよね。正反対に見えるけど、似たところもあるんだな。

共通点があるってことは、柴犬と猫って仲良くできるのかな?

柴犬と猫は一緒に飼っても大丈夫?

柴犬と猫は一緒に飼っても大丈夫なのでしょうか?

結論から申しますと、柴犬と猫を一緒に飼うことは可能です。しかし、柴犬と猫が仲良く暮らすためには、飼い主さんの配慮や工夫が欠かせません。

柴犬・猫　それぞれの生活サイクルに配慮する

昼に活動し夜に眠る犬と、昼に眠り夜活動する猫では、生活サイクルが大きく異なるため、無理に同じペースで生活させると、ストレスを与えてしまいます。

そのため、エサの時間や、飼い主と遊ぶ時間をずらすなど、それぞれにあったペースで生活できるように配慮が必要です。

柴犬・猫　それぞれの専用スペースを作る

柴犬も猫も、テリトリーを大切にする動物です。

特に猫は自分のテリトリーに他の動物が入る事にストレスを感じてしまうため、それぞれに専用スペースを作ってあげることが大切です。

エサを一緒に与えない

柴犬と猫にエサを与えるときは、時間や場所をずらして、一緒に与えないようにしましょう。

雑食の犬と、肉食の猫では必要な栄養素が異なります。

エサが混ざってしまい、合わないエサを食べることは柴犬と猫の病気の原因にもなります。

また、食事中に他の動物がそばにいることが、動物にとってストレスになることもあります。

先住ペットへのケアをする

先住ペットにとって、新しいペットは飼い主さんの愛情を奪い、縄張りを侵略してくる存在です。

そのため、先住ペットは新入りに対して嫉妬したり攻撃的になりやすいです。

先住ペットの敵対心や嫉妬を減らすためには、飼い主さんが先住ペットを優先している姿勢を見せることが重要です。

帰宅したらすぐ抱っこしたり、先住ペットに先にエサを与えるなども方法の一つです。

まとめ

いかがでしたか。

柴犬の猫っぽいという性格についてまとめました。

賢く忠実な「武士」のようなイメージのある柴犬ですが、気まぐれでツンデレな一面もあります。

柴犬の魅力は奥が深いですね。

あなたの身近な柴犬も、観察してみると実は猫っぽい一面があり楽しいかもしれませんね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。